モノを売るのではなく「体験を売る」という視点を持つことの大切さを、豊富な事例で説明してあります。

その基本的な考え方は、当サイトの5つのマーケティング理論 で解説した「ベネフィット」(お客様にとって何か良いモノ)に共通しています。

私がこの本の中で一番「なるほど!」と感じた部分は、「ターゲットを絞るとマーケットが広がる」という一節です。
当サイトでもターゲティングの重要性は解説していますが、この本では「ただ一人のターゲットに絞り込む」のが重要と説いています。
また、そうすることによってマーケットは広がっていく、と言い切っています。

今までなんとなく「そういうことかなぁ・・・」と感じることがありましたが、ここまでハッキリ言い切っているのは潔いです。

「ターゲットを狭くするとマーケットが広がらないんじゃないか?こう考える人がいますが、ターゲットとマーケットは違うのです。
ターゲットを狭めることで、マーケットが広がる
こういう考え方をもちましょう。」

「ターゲットを絞る」とは、商品を企画する上で、販促物をつくる上で、一度ターゲットを決めてくださいといっているだけで、その他のお客様を排除してくださいといっているわけではないのです。」

また、こうも書いてあります。

「まず、あなたの知っている人、ただ一人にまでターゲットを絞ってみましょう。そうすると価値が明確になり、伝える方法も明確になります。結果、売れるようになるのです。」

それが、この本のタイトルになっている「安売りせずに価値を売る」ということに繋がるという説明です、お見事!