無料のサービスで大丈夫か?

無料のサービスで大丈夫か?

「無料のサービスを利用して本当に大丈夫なの?」とよく聞かれます。 確かに一般的に無料サービスは、お試し程度や機能限定版というイメージかも知れません。
しかし、ネットのサービスの場合は、ちょっと事情が異なります。

「無料」サービスが優れている理由

例えばサーバーの標準OSとなっている”Linux”は、誰でも無料で利用できます。 ユーザーが「自分達で使いたいものを協力し合いながら、みんなで作り上げる」、というネットならではの特徴があるからこそLinuxは改良が加えられ、優れたOSとして認知され、使われています。
もし今、Linuxが無ければインターネットは存在できません。

ブログのデファクトになったWordPressも無料サービスです。Facebookも、Twitterも、Evernoteも、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの利用も無料サービスの一つです。

このことは、ユーザーに評価されない無料サービスは淘汰されていくので、結果的に良いものしか残らないとも考えることができます。
他にも、無料で使ってもらってオプションは有料という「フリーミアム」の手法も、優れた無料サービスがあって初めて成立するので、同様の考え方です。

「ネット利用者の関係性を重要視しているサービス」を選ぶ

このように、ネットのサービスに関しては、基本的に「無料」で利用できるサービスが最も優れている、と言い換えても良いのです。
では、どういうサービスを利用していけば良いかですが、「ネット利用者の関係性を重要視しているサービス」を選ぶことです。
利用者の関係性を重要視しているサービスには人が集まり、さらに良いサービスとなっていくからです。