企業経営者として10年になりますが、事業を安定化させて継続するのに最も重要な考え方に、

「その仕事はストックビジネスか?それともフロービジネスか?」を常に意識する、ということがあります。

もしそれが「フロービジネス」なら、手法を変更して「ストックビジネス化できないか?」と考えるのがビジネスを安定化させる基本です。

「ストックビジネス」とは積み上げのビジネスで、不動産の賃料を毎月頂く、あのイメージです。

対する「フロービジネス」は、新築住宅を販売するイメージで、売れたら大きいですが、売れないと常に倒産の危機です。

同じ不動産なのに、ビジネスモデルの違いでストックビジネスにもフロービジネスにも変わるのが面白いところです。

事業の収益化がうまく行ってない経営者のコンサルを行うと、ほとんどの場合ストックビジネス化ができてないことが多く、収益化に繋がらない原因となっています。

ストックビジネスのことをより深く理解するのに適した書籍があります。

「ストックビジネスの教科書 大竹啓裕 (著)」

同じ著者が書いた著書「ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル」が新しいですが、最初に読む本としてはオススメしません。

「ストックビジネスの教科書」は、2015年に読んだ本の中ではベストでした。

それまでも、ビジネスモデルを「狩猟型」と「農耕型」に分けて考える方法はありました。

でも、ストック化の定義、メリット、方法を見事に紐解いたのは、この本が初めてです。

アフィリエイトが上手く行って、組織化する段階になった時、「ストックビジネスの教科書」は、必ず役に立つと感じます。

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