商品を販売する相手は誰かを考える

商品を販売する相手は誰かを考える

商品特徴を書き出したら、それを訴求できる対象のターゲット層を具体的に想定します。

ターゲット層のプロファイリング

訴求できる対象のターゲット層(女性・男性、年齢、年収、居住地域、趣味・嗜好、等)を想定し、 そのターゲットがどういった商品を望んでいるのか、何をして欲しいのかをプロファイリングすることが重要です。

例えば、「大都市のマンションに住む一人暮らしの美容と健康に気を遣う20代後半から30代前半の女性。」 と大まかに設定します。これだけでも商品を販売する道筋が見えてくるはずです。

さらに絞り込む

しかし、大まかなターゲッティングでは、物が売れない時代では不十分です。
次は、購買者の顔を具体的に思い浮かべてのターゲティングを行います。

コツは簡単です。
大まかにターゲティングした「大都市のマンションに住む一人暮らしの美容と健康に気を遣う20代後半から30代前半の女性。」
という条件に合致する知人をターゲットに設定するのです。

するとターゲットはこうなります。

「東京都世田谷区三軒茶屋のワンルームマンション5階に住む、田中マユミさん。彼女は一人暮らしで、美容と健康に気を遣う32歳。趣味は料理とジョギング、年収550万円」 という具合です。

ターゲットの顔が想像できると商品は売れる

今の時代、万人向けの商品は「没個性」と呼ばれ、つまらない商品というレッテルを貼られ、売れません。

でも、「東京世田谷区三軒茶屋のワンルームマンション5階に住む、田中マユミさん」向けに作った商品は必然的に個性的になります。

当然、田中マユミさんは買ってくれます。

するとどうでしょう、田中マユミさんと同じ感性を持つ他の女性も買ってくれるようになります。何しろ他には無い個性的な商品ですから。

ターゲットを絞るとマーケットが広がる

すると、ターゲティングした層以外にも購買層が広がるという現象が起きてきます。
ターゲットを絞った結果、マーケットが広がったのです。

予想と検証を行う

当然ながら、慣れないプロファイリングやターゲティングは間違いも伴うでしょうし、外れることもあります。
でも、たとえ目論見が外れたとしても、「結果を予想して行動する」ことが重要なのです。

結果の検証を行えば、「どの様に外れたか」が分かるようになります。

「予想→行動→検証」を何度も繰り返すと、必ず予想の精度が上がってくるのです。
私の知っているネット販売の成功者は、例外なくそのことを諦めずに実施しています。